競馬の感動の名場面

感動

競馬の感動の名場面で忘れてはならないのがシゲルスダチです。シゲルスダチの主戦騎手は後藤浩輝騎手が務めていました。感動の名場面はシゲルスダチが3歳馬のNHKマイルで起こったのです。シゲルスダチはこのとき16番人気でした。レースが始まり、淡々とレースは進んでいきます。そして、最後の直線で接触事故が起こったのです。岩田康誠騎手が騎乗しているマウントシャスタと接触して騎手とシゲルスダチは転倒したのです。

そんな状況になると競走馬は興奮して暴走するのが普通です。しかし、シゲルスダチは違ったのです。シゲルスダチは暴走するどころか後藤浩輝騎手を心配するかのように後藤浩輝騎手の周りから離れないのです。実はこのとき後藤浩輝騎手は頚椎骨折の大怪我をしていたのです。そんな状態の後藤浩輝騎手を心配するシゲルスダチの様子は競馬ファンは感動したのです。ちなみに、シゲルスダチはこの事故から2年半後にレース中に故障して予後不良となっています。

そして、そのときのラジオの解説は後藤浩輝騎手だったのです。シゲルスダチと後藤浩輝騎手の縁がよくわかります。競馬ファンにとってはシゲルスダチと後藤浩輝騎手のシーンは忘れられない名場面なのです。