競馬に必勝法は存在しない

競馬における必勝法を見出すということは、馬券を購入する人にとっての永遠のテーマと言えるのではないでしょうか。
しかし、競馬において必勝法は存在しません。なぜなら、競馬に絶対は無いからです。

データ分析により勝つ確率が最も高い馬を予想することは出来ても、その馬が必ず勝つという保証はありません。1番人気の馬が18着になることもありますし、18番人気の馬が1着になることもあります。注目度が高く人気馬で決着するケースが多い中央競馬のG1レースにおいても荒れて思わぬ高額配当となることもあるため、それが競馬の面白さにもなっています。

競馬に絶対は無く、データによる必勝法は通用しないということがわかる具体的な例としては、2015年のヴィクトリアマイルや2008年の秋華賞があります。2015年のヴィクトリアマイルでは、1着に5番人気のストレイトガールが入り、2着に12番人気のケイアイエレガント、3着に18番人気のミナレットが入りました。3連単の配当は驚きの20,705,810円です。2008年の秋華賞も大荒れで、1着に11番人気のブラックエンブレムが入り、2着に8番人気のムードインディゴ、3着に16番人気のプロヴィナージュが入り、3連単の配当は10,982,020円となりました。

ワールドカップ

競馬必勝法を有料で公開しているサービスはたくさんありますが、競馬に絶対は無いということを肝に銘じて情報に踊らされないようにしましょう。
特に牝馬のレースは荒れる傾向にありますので、これまでのデータを参考にするのではなく、当日のパドックの様子をチェックして馬券を購入するというのがベストな方法です。

必勝法を鵜呑みにして馬券に大金をぶち込むのはリスキーですから、必勝法はあくまでも参考程度に留めて競馬を楽しみましょう。